社長メッセージ

MESSAGE

2030年に向けて成長戦略。イー・エージェンシーは、さらに「おもてなしを科学する」

日本では古くから、「おもてなし」という言葉が“美徳”として語られてきました。
相手に気配りをしたり、空気を読んだり、あるいは一歩先回りして動いたり。これらはどれも、私たちが誇るべき素晴らしい文化です。 しかしその一方で、これまでの「おもてなし」は、どうしてもその人自身のセンスに頼る部分が大きく、再現したり、次の世代へ継承したりすることが難しいという側面もありました。
私たちイー・エージェンシーは、創業以来ずっと一つの問いに向き合ってきました。 それは、「おもてなしは、感覚の世界に閉じ込めておくべきものなのか。それとも、論理的に設計し、進化させられるものなのか」という問いです。
私たちは迷わず、後者の道を選び続けてきました。
私たちのサービススローガンは「おもてなしを科学する」

データマーケティングは、「おもてなしの翻訳」でした。

これまでのデジタルマーケティングの仕事を振り返ると、私たちが取り組んできたことは非常に一貫しています。
  • 誰に対して
  • いつ
  • どのような文脈で
  • どんな情報を届けるのがベストか
これらを突き詰めることは、本来のおもてなしそのものです。 かつては熟練者の「感覚や勘」に頼っていた行為を、データとロジックに置き換え、誰でも再現できる仕組みへと翻訳してきました。 それこそが、私たちの掲げる「おもてなしを科学する」という姿勢なのです。

Web2が進化させたのは、「行動」の科学でした。

Web2の世界が広まったことで、私たちは多くのことを実現できるようになりました。 ユーザーの行動履歴を読み取り、興味や関心を推定し、最適なタイミングで接点を持つ。これは間違いなく、テクノロジーによる大きな進化でした。
「行動ベースのおもてなし」は、今や非常に高いレベルにまで到達しています。 しかしそれと同時に、私たちはある種の違和感を覚えるようにもなりました。 「成果はしっかりと出るけれど、あとに深い関係性が残らない」という感覚です。
私たちは次第に、ある事実に気づき始めました。 Web2で得られるデータは、「何をしたか」という記録は残せますが、「なぜそうしたか」という心の動きまでは残せないのです。
  • なぜ、このブランドを応援したくなったのか。
  • なぜ、このサービスを信頼したのか。
  • なぜ、ずっと使い続けてくれているのか。
おもてなしの核心にあるはずの「気持ち」や「関係性」が、データとして形にならない。これが、従来型のデータマーケティングが抱えていた限界でした。

Web3は、「関係性」を刻むための技術です。

私たちが今、Web3という領域に注目している理由は、とてもシンプルです。 Web3は、人と人、あるいは人とブランドとの関係を、「消えない履歴」として刻むことができる技術だからです。
  • 一生懸命に応援した証。
  • イベントに参加したという大切な記録。
  • 一緒に何かをつくり上げたという歴史。
これらは、従来の広告IDやクッキー(Cookie)では、決して残すことができませんでした。 Web3は、おもてなしを単なる「一過性のサービス」から、「永続的な絆」へと進化させるための、新しい記録装置なのだと私たちは考えています。

「Web2かWeb3か」ではなく、その両方が必要なのです。

ここで誤解していただきたくないのは、これはどちらか一方を選ぶという話ではないということです。 現代を生きる私たちは、ブラウザも使えばウォレットも使います。クッキーという「足跡」も残せば、トークンという「関係の証」も大切に持っています。
現実の人間は、常にその両方の世界を生きているのです。 だからこそ、私たちは「Web2 and Web3」という現実的な解を選択します。
Web2で「行動」を深く理解し、Web3で「関係性」をしっかりと記録する。そして、それらを一人の人間としてのデータとして大切に束ねていく。 これこそが、私たちが2030年に向けて目指すべき、「科学されたおもてなし」の姿です。

Web1.0時代創業のイー・エージェンシーだからこそ、できることがあります。

Web3専業の会社は、これまでWeb2が積み上げてきた「おもてなしの精度」や、その難しさをまだ知らないかもしれません。 逆にWeb2専業の会社は、関係性を未来に残していくための新しい設計図を持っていないことが多いのです。
イー・エージェンシーは違います。 私たちはクッキー時代を現場で泥臭く生き抜き、CDP(カスタマー・データ・プラットフォーム)の可能性と限界を誰よりも体感し、AIや自動化の実装を積み重ねてきました。
だからこそ、おもてなしを単なる「きれいな思想」で終わらせることなく、確かな事業として、そして動く仕組みとして実装することができるのです。

2030年に向けて、「おもてなし」をさらに研ぎ澄まします。

私たちは、急にWeb3の会社に生まれ変わるわけではありません。流行りに乗って看板を掛け替えるわけでもありません。
これまで実直におもてなしを科学し続けてきた会社が、その解像度をさらに高め、次の段階へと進む。ただそれだけのことなのです。
行動を理解し、関係を設計し、信頼を未来へと残していく。 2030年に向けて、イー・エージェンシーはさらに「おもてなしを科学」していきます。
それは、私たちが大切にしてきた日本の文化を、テクノロジーの力で未来へ繋いでいくための挑戦でもあります。
代表取締役 甲斐 真樹
お問い合わせ

サービスに関するご相談は
こちらよりお気軽にお問い合わせください。

e-Agency Group の様々な情報をSNSでお届けします!