様々な画面サイズにワンソースで対応するレスポンシブWebデザインは、多くのサイトで使用されていますが、HTMLメールをレスポンシブ対応するにはどうしたらいいのでしょうか? Webサイトの場合、ブラウザで表示しますが、メールは、メーラーで表示します。メーラーは、CSSのサポート対応状況がブラウザと異なる為、従来のレスポンシブWebデザインのテクニックをそのまま流用する事は出来ません。
では、どのようにHTMLメールをレスポンシブ対応させるのか、その方法のひとつをご紹介いたします。
HTMLメールをレスポンシブ対応させる方法
まず、HTMLメール制作の基本的なポイントは「HTMLメールの制作時に気をつけたい9つのポイント | コリス」でご確認いただければと思います。
主要メーラーごとのCSSサポート状況を「Guide to CSS support in email | Campaign Monitor」で確認しますと、Outlook2007やGmailは、一部のCSSしか対応していません。 なお、iOSのメールアプリは、Media Queriesと多くのCSSが使用できますが、AndroidのGmailはインラインCSSしかサポートしておらず、Media Queriesが使用できません。Media Queriesが使用できない場合は、PC表示と同じ表示になる前提とします。
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レスポンシブHTMLメール作成のポイント
1. 旧式のテーブルレイアウトを使用するが、「列」は使用しない
→1つのtrにつき、tdが1つ。
2. tableの属性『align』と、CSSのMedia Queriesを使用して、レイアウトする
PC表示時にブロックを横並びさせる時は、tableの属性『align』を使用して回り込みをさせ、スマートフォン表示時には、tableのalign属性による回り込みをCSSを使用して解除します。
画像も同様にPC表示時には、HTMLのタグの属性『width』と『height』でサイズを指定し、スマホ表示時は、CSSでMedia Queriesを使用してサイズを変更します。
■サンプルコード■
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ちなみにCSSを使用する場合は、HTMLメール用にインラインCSSを生成してくれる『HTML email inline styler』などのサービスを利用すると便利です。
テンプレートが出来ましたら、OutlookからWEBベースまで様々なメールクライアントでの表示を確認出来るサービス『Email Testing and Email Marketing Analytics – Litmus(有料)』で確認すると安心です。
メールは、受信者のシチュエーションにより、同じメールを様々な端末で閲覧される事が想定され、メールアドレスごとに最適化されたメールを送ることは困難です。PC向けのHTMLメールを自動的にスマートフォン対応されるようにレスポンシブのテンプレートを作る事で、一部スマートフォンが対応可能となります。
通常のPC用HTMLメールに、ひと手間を加える必要はありますが、複数列表示されている商品画像などが1列表示になり、画像が大きくなるだけでもクリック率等に変化があるのではないかと思います。ぜひ、お試しください。
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