2005年09月22日
RSSマーケティング、5つの疑問(2)
宮永 邦彦
株式会社イーエージェンシー
前回では、「どうしてRSSが注目される?」「集客に役立つ?」「RSS広告とは?」「RSSはメールに代わる?」といったRSSにまつわる疑問について考えてみました。
その答えを通して、RSSの可能性に迫ることができたかな、と思いますが、今回はさらにRSSの可能性や活用法について突っ込んで考えてみましょう。アイデアベースではありますが、RSSの普及を後押しできるかもしれません。
RSSをもっと普及させるには?
RSSはまだまだむき出しの技術、コアプロダクトです。良質のRSSリーダーは既に数多く登場していますが、実際のところ、ある程度原理が分かってなければ使えないと思いませんか?
Firefoxのライブブックマークは比較的いい線いっています。でももう少しユーザーフレンドリー、あるいはRSSという技術の壁を気づかせないインターフェースを工夫しなければならないと思います。
過去の経験にメタファー(暗喩)がないというのもネックのように思います。メールは文字通り手紙であるし、Webは本や雑誌あるいはテレビ、テレビゲームでしょうか。ではRSSって何ですか?(強いて言えば”望んで来るダイレクトメール”?)
ここからは個人的なアイデアの話になります。
たとえばお気に入りにサイトを登録し、ユーザーがそのお気に入りから一定期間に3回アクセスしたとします。または単純に過去の履歴を含め、同じサイトに3回アクセスしたとします。すると「このサイトの詳細な最新情報を自動的に受信しますか?」といった確認が現れ、購読RSSに追加される。こうするとRSSという技術を意識することはありません。
もう一つはメーラーと統合し、メールのメンタルモデルに乗っかること。メーラーとの統合は既に実現されていますが、ブラウザとの連携がまだうまくありません。RSSがスパムフリーのメール型メッセージになりうることから、「イノセントメール」(笑)という名称を付けたとして、Webページ上に「この商品に関するイノセントメールを受信する」といったリンクを張り、それをクリックするとメーラー上の購読RSSフィードに追加される、といった操作性にします。
たとえば「feeds://」といったプロトコルを拡張すると、こういった連携も容易になるでしょう。
もっともInternet ExplorerやOutlookの次期バージョンにはそういった機能が含まれるかもしれませんね。
RSSマーケティングは単発的な流行か?
RSSおよびRSSマーケティングは、いつ消え去るかもわからない突発的で単発的な新技術ではありません。むしろこれから始まるWeb2.0時代、そしてセマンティックWebという長いイノベーションの入り口に過ぎないのです。
そのイノベーションによって情報はさらに豊かに踊り出します。
RSSマーケティングで一足早く、想像力のエクササイズをいかがでしょうか?
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